| 「クリスマスの願いごと」大人向き |

サンタクロースから突然手紙が届いたら?
大人も思わずワクワクするストーリー。
価格 3,675円(税込) |
<絵本に入るパーソナルデータ>
・主人公のお名前
・ニックネーム
・年齢
・性別
・住んでいるところ
・登場人物(お友達3名)
・プレゼントする日付
・プレゼントする人のお名前
・心のこもったメッセージ(1行20文字×2行=40文字) |

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| ストーリー |
本文中の赤色字部分がお客様のオリジナルデータで印刷されます。
(実際の絵本はすべて黒色の文字で印刷されます)
赤色字箇所以外の部分の変更はできません。
文字の書体や大きさ、レイアウト・改行位置などは実際の印刷物とは異なります。 |
・主人公のお名前 斎藤祐樹
・ニックネーム 佑ちゃん
・年齢 21
・性別 男
・住んでいるところ 早稲田
・登場人物(お友達3名) まーくん 監督 チームメイト
・プレゼントする日付 2009年12月24日
・プレゼントする人のお名前 まーくん
・心のこもったメッセージ(1行20文字×2行=40文字)
大学野球頑張ってるね。(11文字)
将来プロで勝負するのが楽しみです。(17文字) |
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佑ちゃんの
クリスマスの願いごと
あなたにおくる
おはなしのほん
ますやま あつし作
CABジャパン編集
ヴァレリー・ウェブ画 |
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斎藤 祐樹
さま
メリークリスマス!
これは あなたのために特別に作られた本です。
大学野球頑張ってるね。
将来プロで勝負するのが楽しみです。
2009年12月24日
まーくんより |
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「今年のクリスマスプレゼントはどうしよう?」
21歳の佑ちゃんは
ため息をつきました。
世の中はクリスマスムード一色。
街はうきたつような空気に包まれています。
でも 佑ちゃんの目下の悩みは、
まーくんと、監督と、チームメイトへの
クリスマスプレゼントが
きまらないことなのです。
部屋に飾られたクリスマスツリーを眺めながら、
佑ちゃんは 21回目のため息をつきました。 |
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幼い頃、クリスマスの朝には、
プレゼントがいつも枕元に置かれていました。
でも佑ちゃんは、もう自分でプレぜントを
探しにいかなければならないのです。
『電話一本、30分でお届け』してくれる、
ピザ屋みたいなサンタクロースはいないかなあ。
プレゼントのことを考えすぎて、
佑ちゃんの頭はオーバーヒート気味!
そのときでした。
郵便受けがコトリ、と小さな音をたてたのは。 |
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郵便受けをのぞくと、見慣れない模様をあしらった、
一通の手紙が入っていました。
そこには消印も、早稲田の
佑ちゃんの住所もありません。
ただ、『斎藤 祐樹様』という文字があるだけです。
封を切った佑ちゃんは驚きました。
そこには、こんな文章があったのです。
斎藤 祐樹様
わしはサンタクロース。
クリスマスももうすぐじゃが、いかがお過ごしかな。
サンタクロース??
佑ちゃんの頭はいっきに真っ白になりました。 |
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サンタクロースの国は今、
クリスマスプレゼントの準備で大忙しじゃ。
なにしろ、世界中へプレゼントを運ぶんじゃからな。
佑ちゃんはどんなプレゼントをお望みかな。
サンタクロースの国、特製クッキーはどうじゃ。
もみの樹の形をしていて、
それはそれはおいしいクッキーじゃよ |
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佑ちゃんはやっぱりそうかと思いました。
これは最近、近所にできたケーキ屋の、
ダイレクトメールに違いありません。
でも手紙の文章はまだまだ続きます。
プレゼントの用意ができると、
こんどはトナカイたちの準備をしなきゃならん。
金の鈴が付いたひもを、一頭一頭つけていくんじゃ。
これがあの有名な
「ジングルベル」という曲になるんじゃよ。 |
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佑ちゃんは、信じられない、と思いました。
サンタクロースなんて架空の人物で
そんな話はとっくに卒業したはずなのに・・・
でも手紙には・・・
サンタクロースなんているもんか、
と思っておるじゃろう。
サンタクロースを見たかったら、
クリスマスイブにサンタクロースの国にくるとよい。
世界中の国々に飛び立つサンタクロースのそりを、
一般公開しておる。 |
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佑ちゃんは、またわからなくなりました。
どうやらこれはケーキ屋どころではなさそうです。
もしかするとフライドチキンの店かもしれない!?
佑ちゃんの脳裏に、小太りで、
めがねをかけ、いつもニコニコして町角に立っている、
とあるおじいさんの姿がうかびました。
わしはみんなの視線を浴びながらソリに乗り込む。
まるでスターになったきぶんじゃ。あたりは大騒ぎさ。
みんなの寝顔を見るのもいいが、
幸せそうな笑顔を見るのは、
もっといいもんじゃよ。 |
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佑ちゃんはちょっとばかり想像してみました。
もし自分がサンタクロースの国に行けたら!
なんてわくわくする光景なのでしょう。
そうか、これは旅行会社のパンフレットなんだ!?
「冬休みはスキーをかねてサンタクロースの国へ!!」
こんなキャッチコピーがうかびました。
みんなわしに手をふってくれておる。
いよいよ出発じゃ。忘れ物はないかな? |
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それからわしは、トナカイたちに、
「さあ、行こう!」と声をかける。
するとそりはあっというまに空の上。
空気は冷たいが、とてもよい気持ちじゃ。
いちど乗せてやりたいくらいじゃよ。
この手紙は航空会社のパンフレットかもしれない!?
と
佑ちゃんは考えました。
北欧の空を遊覧飛行する会社なのです。
でも、佑ちゃんは高いところはちょっと苦手です。 |
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めざす家に到着すると、さあ仕事じゃ。
エントツから、といいたいところじゃが、
近頃はエントツのない家が多いから大変じゃ。
なんとか家に入りプレゼントを置いたら、
すぐ次の子の家にいかなきゃならん。
プレゼントのリストは、
子供たちの名前でいっぱいじゃ。
こんどは警備会社のパンフレットかな?
と
佑ちゃんは思いました。
『サンタクロースも入れない防犯装置』じゃ、
サンタクロースがかわいそうです。 |
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目のまわるような夜を過して、
クリスマスの朝に帰ってくるころは、
もうへとへとじゃが気分はそう快じゃ。
この一夜のために、一年を過ごしておるからな。
わしは妻に子供たちの様子を話してやる。
あの子は今年もいい子にしておったよ、
というと、妻もとても嬉しそうじゃ。
そうそう、わしは
佑ちゃんの、子供のときの
寝顔を見たこともあるんじゃよ。
結婚案内のパンフレットだったのか、
と
佑ちゃんは思いました。
でもサンタクロースにもおくさんがいるなんて! |
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クリスマスの前には、
たくさんのおもちゃを作る仕事がわしを待っておる。
家では、一日中にぎやかな音がしているが、
それはおもちゃを作る音なんじゃ。
こんどは隣町にできた大きなおもちゃやさんかな?
と
佑ちゃんは考えました。
そして子供のころ、目が覚めると、
きまって枕元に置かれていた
プレゼントのことを思いうかべました。
昨夜までなかったおもちゃが、朝そこにあるのは、
とても不思議で、魔法のようでした。 |
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佑ちゃん、
おまえさんはもうおもちゃで遊ぶ子供ではないが、
今回のクリスマスには、
特別にプレゼントをあげることにしよう。
はてさて、何だと思うかね?
この手紙を最後まで読んでくれればわかるが、
それはまだ秘密じゃ。 |
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そろそろたくさんのプレゼントが、
きれいに包まれて、いろんな国に旅立つところじゃ。
サンタクロースのプレゼントというもんは
ただおもちゃを包んでいるだけではないぞ。
その中には、
夢だの、希望だの、感謝だの、愛情だのといった
気持ちがいっぱいつまっとる。
子供たちは、プレゼントをあけたとき、
その気持ちも一緒に受取ることになるんじゃ。
もちろん、佑ちゃんや
まーくんと、監督と、チームメイトへの
プレゼントにも入っておるとも。 |
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さあ、いよいよ出発じゃ。
わしはおなじみの赤い服を着る。
北極の空の凍るような寒さも気にならんような、
完全防寒仕様じゃ。
プレゼントをつめた大きな袋をソリに乗せ、
たくさんの子供たちに会えるのももうすぐじゃ。
外はもう、しんしんと雪がふっておる。
佑ちゃん、おまえさんへのプレゼントは、
まーくんにあずけておいた。
ま、楽しみにしておれ。 |
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わしは空をひとっ飛び。
ヨーロッパ、アメリカ、アフリカ、アジア、そして
早稲田にもプレゼントを届けにいくぞ。
プレゼントを待っとる子供たちは世界中におるからな。
そうじゃ、忘れておった。
わしがこんな手紙を書いたのは、理由がある。
プレゼントが無事おまえさんへ届くには、
ひとつ条件があるからなんじゃ。
それはクリスマスの朝に、ひと言こういえばよい。
つけくわえるなら、できるだけ明るく、楽しくやって
くれ。
佑ちゃんは、
いそいで最後の紙をめくりました。
そこには・・・ |
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メリークリスマス!
ゆうちゃんは、
まーくん、監督と、チームメイトへの
プレゼントを選びにコートをはおると、
楽しそうに出かけて行きました。
ポケットには、
サンタクロースからの手紙が入っています・・・ |